コーディネイトは難しいと悩んでいませんか?
コーディネイトが難しいと感じる理由とは?
あなたは、毎日のコーディネイトを難しいと感じていませんか?
もともとファッションは、楽しくて、綺麗で、ワクワクできて、ウキウキするようなものです。それなのに、ファッションに苦手意識を持っている人って意外に多いんですよね。
ファッションに苦手意識を持つ理由を聞いてみると、「コーディネイトが難しい」、「コーディネイトが分からない」という話をよく聞くわけです。
確かに、コーディネイトは難しいですよね。決まったルールや正解というものがあるわけではないですからね。決まったルールや正解がないから難しいのかも知れませんが、もし正解があったとしたら、誰もが同じファッションになってしまうので、コーディネイトが難しい理由としては不正解でしょうか(笑)。
ちょっと話はズレますが、大成功を収めた人の多くは、毎日同じコーデをしているという習慣があります。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏は、ブラックのタートルネックにブルーのジーンズという定番のスタイルがあります。

また、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏もグレーのTシャツにジーンズという変化のないスタイルです。

共に、世界を代表する企業の創業者ですが、人前に出ることが多い彼らでもシンプルで変化の無いコーデをしています。
もちろん、彼らはビジネス以外の決断をする機会を減らすという理由でこのコーディネイトを取り入れているのですが、言い方を換えれば、彼らであってもコーディネイトを考えるのに必要なエネルギーは莫大なものなので、それを減らす為にいつも決まったシンプルな服装をしているわけです。
コーディネイトがそれほどの莫大なエネルギーを必要とするくらい難しい理由は、何にあるのでしょうか?
それは、「同時に考えなければいけない要素が多い」からだと思うんです。
スティーブ・ジョブズ氏やマーク・ザッカーバーグ氏のようなビジネス脳は持っていませんが、私の脳の中の情報を絞り出してみます(笑)。
例えばビジネスシーンで何かの決断をするのに必要な要素は、スピード、プロセス、クオリティー、タイミング、ビジネスパーソン、マネー、クライアント、バリュー、メソッド、リターン、ビジネスモデル、マーケット・・・といったものが挙げられるとします。
これらの要素を同時に考えた上で、ビジネス上の重大な決断が為されるとしたら、なるべく「要素」を減らさないと決断する為には複雑すぎて難しいことが分かります。
ファッションでも同じことで、コーディネイトを考える時の要素を挙げると、色、素材、シルエット、スタイル、テイスト、トレンド、利用シーン、参加者、会場、規模、地域、天候、体型・・・と、実に多くの要素が挙げられることが分かります(笑)。職業柄、これだけの要素が挙げられてホッとしているわけですが・・・(笑)。
ひとつのコーディネイトを考える時に、サッと思いついたものだけでもこんなにも多くの種類の要素を抑えるとなると、コーディネイトが難しいと感じるのも当然のことなんです。
コーディネイトは考える要素を減らすことからはじめよう
コーディネイトを難しくしない方法はただひとつ、コーディネイトの時に考える要素を減らすことです。
言葉では簡単ですが、おしゃれに決めてくる人がどうしているかというと、上手に考える要素を減らしていると感じるわけです。
例えば、「ワンポイントファッション」。
考える要素の数自体を減らして、コーディネイトの中にワンポイントのおしゃれアイテムを設定してあげる方法です。
下の写真のように、地味なコーディネイトの中に大き目な赤のチェック柄のストールを置いてあげるだけでパッと華やぐ存在感が出たり、いつものシンプルなコーディネイトの中にドット柄のスカーフを投入してあげると上品な華やかさが出たりするものです。
あとは、ファッションの中にひとつの「法則性」を取り入れること。
例えばコーディネイトの色味を絞ることで、どのようなアイテムを選んだとしてもそれなりにまとまって見える効果が生まれます。
同じようにまとまって見える効果があるものとして、細身シルエットで全身をコーディネイトする方法です。サイズ感が見た目に与える印象が大きいので、法則性を生かしたコーディネイトのひとつですね。
まとめ
いかがでしたか?
考える要素を上手に減らして、コーディネイトにかかるエネルギーをコントロールできれば、ファッションに対して苦手意識を持つことも少なくなるでしょう。
ファッションレンタルナビでは、ファッションの悩みを減らすのに参考になるコラムをいろいろと準備していますのでチェックしてみてくださいね。

\ ファッションにも物語がある /